いくま整形外科

西宮市で肩の激痛・石灰性腱炎にお悩みの方へ

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2026/07/14

「急に肩が痛くなって腕が上がらない」「夜中に肩の激痛で眠れない」「五十肩だと思っていたが、痛みが強すぎる」
このような症状がある場合、石灰性腱炎の可能性があります。

石灰性腱炎は、正式には石灰沈着性腱板炎とも呼ばれ、肩の腱板という筋肉の腱に石灰がたまることで炎症を起こし、強い肩の痛みを生じる病気です。特に40〜50代の女性に多いとされていますが、男性や若い方にも起こることがあります。

肩の痛みというと五十肩を思い浮かべる方が多いですが、石灰性腱炎は五十肩よりも痛みが急激で強いことがあります。夜間痛が強く、寝返りを打つだけでも痛い、服を着替えることもつらい、腕を少し動かすだけで激痛が走る、という状態になることもあります。

石灰性腱炎とは?

肩には、腕を上げたり回したりするために重要な腱板という組織があります。この腱板の中にリン酸カルシウムという石灰成分が沈着し、炎症を起こした状態が石灰性腱炎です。

石灰があるだけでは症状が出ないこともあります。しかし、石灰が大きくなったり、腱の中から滑液包という組織へ破れ出たりすると、強い炎症が起こり、突然の激しい痛みにつながります。

石灰は、初期にはミルク状の柔らかい状態で、時間が経つと歯磨き粉のような状態、さらに進むと硬い石膏のような状態になることがあります。痛みの出方や治療の反応は、石灰の状態によっても変わります。

石灰性腱炎の主な症状

石灰性腱炎では、次のような症状がよくみられます。

・突然、肩に強い痛みが出る
・夜間に痛みが強く、眠れない
・腕を上げられない
・服の着替えや洗髪がつらい
・肩を動かさなくてもズキズキ痛む
・痛みで仕事や家事に支障が出る
・五十肩と思って様子を見ていたが改善しない

特に、何もしていないのに急に肩が激しく痛くなった場合は、石灰性腱炎を疑う必要があります。打撲や転倒がなくても発症することがあるため、「思い当たる原因がないから大丈夫」と判断するのは危険です。

五十肩との違い

石灰性腱炎と五十肩は、どちらも肩が痛くなり、腕が上がりにくくなるため、症状だけでは区別が難しいことがあります。

ただし、石灰性腱炎では、比較的急に強い痛みが出ることが多く、夜間痛も強くなりやすい傾向があります。一方、五十肩は徐々に痛みや動かしにくさが出てくることが多く、経過が長くなることもあります。

また、腱板断裂、肩峰下滑液包炎、変形性肩関節症、頚椎由来の神経痛などでも肩の痛みが出ることがあります。そのため、肩の痛みが強い場合や、腕が上がらない場合は、自己判断せず整形外科で原因を確認することが大切です。

診断にはレントゲンやエコーが有用です

石灰性腱炎の診断では、まず痛みの場所、肩の動き、圧痛の部位、発症の経過を確認します。そのうえで、レントゲン検査を行うと、腱板周囲に白く石灰が写ることがあります。

また、超音波検査、いわゆるエコー検査を行うことで、石灰の位置や大きさ、炎症の程度、滑液包の腫れなどを確認できる場合があります。エコーは診察室でリアルタイムに肩の状態を確認しやすく、注射を行う際にも役立ちます。

必要に応じて、腱板断裂など他の病気が隠れていないかを確認するため、MRI検査を検討することもあります。当院では、症状や診察所見をもとに、必要な検査を判断し、原因に合わせた治療方針を提案します。

石灰性腱炎の治療

石灰性腱炎の治療では、まず強い痛みを抑えることが重要です。急性期は無理に肩を動かすと痛みが悪化することがあるため、痛みの強い動作を避け、必要に応じて安静を保ちます。

治療としては、消炎鎮痛薬の内服、湿布、痛み止めの使用、局所注射などを行います。炎症が強い場合には、肩峰下滑液包への注射が有効なことがあります。注射により炎症を抑えることで、夜間痛や動作時痛の改善が期待できます。

石灰の状態によっては、エコーで確認しながら石灰の周囲に注射を行うこともあります。すべての方に同じ治療を行うのではなく、痛みの強さ、石灰の大きさ、肩の動き、生活への支障を総合的に見て治療を選びます。

多くの場合、保存療法で改善が期待できます。ただし、痛みを繰り返す場合、石灰が大きく硬くなっている場合、肩の動きに強い制限が残る場合には、専門病院での追加検査や手術治療を検討することもあります。

痛みが落ち着いた後はリハビリが大切です

石灰性腱炎では、痛みが強い時期に肩を動かせない状態が続くと、肩関節が硬くなり、可動域制限が残ることがあります。そのため、痛みが落ち着いてきた段階で、適切なリハビリを行うことが重要です。

リハビリでは、肩関節の動きを回復させる運動、肩甲骨の動きを改善する運動、腱板や周囲筋の筋力を整える運動などを行います。ただし、急性期に無理なストレッチや自己流の運動を行うと、かえって炎症が強くなることがあります。

「肩が痛いから無理に回した方がよい」と考える方もいますが、石灰性腱炎では時期に応じた対応が必要です。痛みが強い時期は炎症を抑えることを優先し、痛みが軽くなってから段階的に動かしていくことが大切です。

早めに整形外科を受診した方がよい症状

次のような場合は、早めの受診をおすすめします。

・肩の痛みで夜眠れない
・急に腕が上がらなくなった
・痛み止めや湿布でも改善しない
・服の着替えや洗髪ができない
・五十肩と思っていたが痛みが強い
・肩の痛みを何度も繰り返している
・仕事や家事に支障が出ている

肩の痛みは、原因によって治療法が異なります。石灰性腱炎、五十肩、腱板断裂、頚椎疾患などを適切に見分けることで、必要な治療を早く始めることができます。

西宮市で肩の激痛・石灰性腱炎にお悩みの方へ

いくま整形外科では、西宮市で肩の痛み、石灰性腱炎、五十肩、腱板損傷、スポーツによる肩の痛みなどに対応しています。

当院では、診察、レントゲン検査、必要に応じたエコー評価を行い、痛みの原因を確認したうえで治療方針を提案します。痛みが強い時期には炎症を抑える治療を行い、痛みが落ち着いた後は再発予防や可動域改善のためのリハビリも検討します。

「急に肩が痛くなった」「夜も眠れないほど肩が痛い」「五十肩だと思っていたがなかなか治らない」という方は、石灰性腱炎の可能性があります。肩の痛みを我慢し続けず、早めに整形外科へご相談ください。

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いくま整形外科
住所 : 兵庫県西宮市上田西町3-43
サンロイヤル武庫川サンク 1階
電話番号 :  0798-40-1350


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