身長が縮んだ・背中が丸くなった方へ|骨粗鬆症と圧迫骨折のサインかもしれません
2026/07/16
「最近、身長が低くなった気がする」
「家族から背中が丸くなったと言われた」
「昔より姿勢が悪くなった」
「腰や背中の痛みが続いている」
このような変化がある方は、骨粗鬆症や背骨の圧迫骨折が隠れている可能性があります。
年齢とともに多少身長が変化することはありますが、急に身長が縮んだ、背中が丸くなってきた、腰や背中の痛みが続くという場合は、単なる加齢だけで片づけないことが大切です。特に閉経後の女性、50歳以上の女性、過去に骨折したことがある方、親が背骨や大腿骨を骨折したことがある方は、骨粗鬆症の検査をおすすめします。
骨粗鬆症は、骨の量や質が低下し、骨折しやすくなる病気です。初期には痛みなどの自覚症状が少ないため、骨折して初めて見つかることがあります。特に背骨の圧迫骨折は、尻もちや転倒だけでなく、重い物を持つ、前かがみになる、くしゃみをするなど、日常の動作をきっかけに起こることもあります。
身長低下や背中の丸まりはなぜ起こる?
背骨は、椎体という骨が積み重なって体を支えています。骨粗鬆症で背骨が弱くなると、椎体がつぶれるように骨折することがあります。これを脊椎圧迫骨折、または椎体骨折と呼びます。
圧迫骨折が起こると、背骨の一部がつぶれて変形し、背中が丸くなったり、身長が低くなったりすることがあります。1か所だけでなく複数の背骨に骨折が起こると、さらに姿勢が前かがみになり、歩きにくさや慢性的な腰痛につながることもあります。
「昔より服の丈が合わなくなった」「台所仕事で前かがみがつらい」「長く歩くと腰が疲れる」という変化も、骨粗鬆症や圧迫骨折と関係している場合があります。
痛みが弱くても圧迫骨折のことがあります
圧迫骨折というと、強い痛みで動けない状態を想像されるかもしれません。しかし実際には、痛みが軽い場合や、はっきりした転倒がない場合もあります。
「少し腰が痛いだけ」「年のせいだと思っていた」「湿布で様子を見ていた」という方でも、レントゲンで確認すると背骨がつぶれていた、ということがあります。
特に高齢の方では、痛みの訴えがはっきりしないこともあります。ご家族から見て、急に背中が丸くなった、歩く距離が短くなった、寝起きに時間がかかるようになった、外出が減ったという変化がある場合は、骨粗鬆症や圧迫骨折を疑うきっかけになります。
放置すると次の骨折につながることがあります
骨粗鬆症による骨折で重要なのは、1回骨折すると次の骨折リスクが高くなることです。背骨の圧迫骨折をきっかけに、別の背骨を骨折したり、大腿骨近位部を骨折したりすることがあります。
大腿骨近位部骨折は、入院、手術、リハビリが必要になることが多く、歩行能力や生活の自立度に大きく影響します。骨折後に外出が減り、筋力が落ち、介護が必要になるケースもあります。
そのため、身長低下や背中の丸まりは、単なる見た目の問題ではありません。将来の骨折や生活機能低下を防ぐための重要なサインと考える必要があります。
検査では何を確認する?
身長が縮んだ、背中が丸くなった、腰や背中の痛みが続く場合は、まず整形外科で診察を受け、必要に応じてレントゲン検査を行います。レントゲンでは、背骨がつぶれていないか、圧迫骨折がないか、姿勢の変化がないかを確認します。
さらに、骨粗鬆症の評価として骨密度検査を行います。代表的な検査がDEXA検査です。DEXAは少ないX線を用いて骨密度を測定する検査で、腰椎や大腿骨など、骨折予防のうえで重要な部位を評価できます。
必要に応じて採血を行い、カルシウム、腎機能、ビタミンD、骨代謝の状態などを確認することもあります。骨密度の数値だけでなく、骨折歴、家族歴、生活習慣、レントゲン所見を総合的に見て、治療方針を決めることが大切です。
治療は骨折予防まで考えることが大切です
圧迫骨折がある場合は、痛みの程度や骨折の状態に応じて、安静、コルセット、痛み止め、リハビリなどを検討します。強い痛みがある時期に無理をすると、痛みが長引くことがあります。
一方で、痛みが落ち着いた後に動かない生活が続くと、筋力が低下し、転倒リスクが高くなることがあります。そのため、時期に応じて安全に体を動かし、歩行能力を保つことも重要です。
骨粗鬆症が原因にある場合は、圧迫骨折の痛みを抑えるだけでなく、次の骨折を防ぐ治療が必要です。飲み薬、注射薬、ビタミンD製剤など、患者さんの状態に合わせて治療を選びます。骨粗鬆症治療は、痛みが消えたら終わりではありません。将来の骨折を防ぐために、継続して管理することが大切です。
早めに受診した方がよい症状
次のような方は、早めに整形外科へご相談ください。
・以前より身長が縮んだ
・背中が丸くなってきた
・腰や背中の痛みが続いている
・尻もちの後から腰が痛い
・寝返りや起き上がりで背中が痛い
・親が背骨や大腿骨を骨折したことがある
・閉経後で骨密度検査を受けたことがない
・過去に手首、背骨、大腿骨などを骨折したことがある
「年齢のせい」と思っていた変化が、骨粗鬆症や圧迫骨折のサインであることもあります。早めに確認することで、骨折の連鎖を防ぎやすくなります。
西宮市で骨粗鬆症・圧迫骨折が心配な方へ
いくま整形外科では、西宮市で骨粗鬆症検査、骨密度検査、DEXA検査、圧迫骨折の診断、骨折予防に取り組んでいます。
当院では、レントゲン検査、DEXAによる骨密度測定、必要に応じた採血を行い、患者さん一人ひとりの骨折リスクに合わせて治療方針を提案します。
「身長が縮んだ気がする」
「背中が丸くなってきた」
「腰や背中の痛みが続いている」
「骨粗鬆症が心配」
このような方は、骨折する前、または次の骨折を起こす前に、一度検査をご相談ください。骨粗鬆症は、早く見つけて継続的に管理することで、将来の骨折予防につなげられる病気です。西宮市で骨密度検査や骨粗鬆症治療をご希望の方は、いくま整形外科へお気軽にご相談ください。
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いくま整形外科
住所 : 兵庫県西宮市上田西町3-43
サンロイヤル武庫川サンク 1階
電話番号 :
0798-40-1350
甲子園で骨粗しょう症を予防
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