【西宮市】ばね指とは?指が引っかかる・朝に伸びにくい原因と治療
2026/07/07
「朝起きると指が曲がったまま伸びにくい」
「指を伸ばそうとすると、カクンと引っかかる」
「手のひら側の指の付け根を押すと痛い」
「指を動かすとばねのように跳ねる」
このような症状がある場合、**ばね指(弾発指)**の可能性があります。
ばね指は、指を曲げる腱と、その腱を支える腱鞘の間に炎症が起こり、腱の動きがスムーズでなくなることで発症します。初期には指の付け根の痛みや腫れが中心ですが、進行すると指の曲げ伸ばしで引っかかりが生じ、さらに悪化すると指が動かしにくくなることがあります。
西宮市のいくま整形外科では、ばね指の症状や程度を確認したうえで治療方針を判断し、症状に応じて注射治療と超音波治療を組み合わせた保存治療を行っています。
保存治療で十分な改善が得られず手術が必要と判断した場合には、手外科などの連携医療機関へ紹介しています。
ばね指とは?
指を曲げるための「屈筋腱」は、手のひらから指先に向かって走っています。
この腱が指を動かす際に浮き上がらないよう、トンネルのように腱を支えている組織が「腱鞘」です。
指を繰り返し使うことなどによって腱と腱鞘の間に炎症が起こると、腱鞘が厚くなったり、腱そのものが太くなったりして、腱の通過が悪くなります。
すると、
指を曲げる → 腱が引っかかる → 力を入れて伸ばす → カクンと急に伸びる
という動きが起こることがあります。
これが、ばね指と呼ばれる理由です。日本整形外科学会も、腱鞘の肥厚や腱の肥大によって通過障害が起こり、症状が進行するとばね現象が生じると説明しています。
ばね指の初期症状は?
ばね指は、突然強い引っかかりから始まるとは限りません。
初期には、
- 指の付け根が痛い
- 手のひら側を押すと痛い
- 指がこわばる
- 朝だけ指を動かしにくい
- 指を動かした後に少し楽になる
といった症状から始まることがあります。
ばね指は朝方に症状が強く、日中に指を動かしているうちに症状が軽くなることがあるのも特徴の一つです。
進行すると、
「指がカクカクする」
「曲げた指が自力で伸びない」
「反対の手で伸ばさないと戻らない」
といった症状が現れることがあります。
この段階になると日常生活にも影響し、ボタンを留める、包丁を握る、ペットボトルを開けるなどの動作がつらくなることがあります。
どの指に起こりやすい?
ばね指は、どの指にも起こる可能性があります。
日本整形外科学会によると、親指と中指に多くみられ、薬指、小指、人差し指にも発生します。また、複数の指に同時に起こることもあります。
特に、
- 指をよく使う仕事をしている方
- 手を繰り返し使うスポーツをする方
- 妊娠・出産期の女性
- 更年期の女性
- 糖尿病のある方
- 関節リウマチのある方
- 透析治療を受けている方
では発症しやすいとされています。
ただし、ばね指は「手を使いすぎた人だけがなる病気」ではありません。特に明らかなきっかけがないまま症状が始まることもあります。
ばね指は放置しても大丈夫?
軽い症状で自然に落ち着く場合もありますが、すべてのばね指が放置して改善するわけではありません。
炎症と引っかかりが続くことで、指の動きがさらに悪くなり、進行すると指が動かしにくい状態になることがあります。
特に、
- 引っかかりが強くなっている
- 朝だけでなく日中も動かしにくい
- 指が完全に伸びない
- 反対の手で伸ばしている
- 仕事や家事に支障がある
- 痛みが続いている
という場合には、早めに整形外科で評価することをおすすめします。
ばね指の治療
ばね指の治療は、症状の程度や発症からの期間、指の動きなどを確認して決めます。
一般的な保存治療には、局所の安静、必要に応じた固定、薬物療法、腱鞘内へのステロイド注射などがあります。日本整形外科学会は、保存治療で改善しない場合や再発を繰り返す場合には、腱鞘切開術が検討されるとしています。
当院では注射治療と超音波治療を組み合わせています
西宮市のいくま整形外科では、ばね指の状態を診察したうえで、必要に応じて腱鞘への注射治療を行っています。
ばね指に対する腱鞘内ステロイド注射は、標準的な保存治療の一つです。症状の改善が期待できる一方、再発することもあるため、経過を確認しながら治療方針を考える必要があります。
当院では、症状や指の状態に応じて、注射治療だけでなく超音波治療器による物理療法を組み合わせて治療することがあります。
大切なのは、
「ばね指だから全員に同じ治療をする」のではなく、痛みが中心なのか、引っかかりが強いのか、指の動きがどの程度制限されているのかを確認して治療方法を選択すること
です。
症状が軽い段階と、指が曲がったまま伸びにくくなっている段階では、必要な対応が異なります。
手術が必要な場合は連携医療機関へ紹介します
注射などの保存治療を行っても改善が不十分な場合や、再発を繰り返す場合、指が曲がったまま伸びにくい場合には、手術治療が検討されることがあります。
ばね指の手術では、腱が引っかかっている部分の腱鞘を切開し、腱がスムーズに動けるようにします。日本整形外科学会は、改善しない場合や再発を繰り返す場合に腱鞘切開術が行われると説明しています。
当院では、手術が必要と判断した患者さんについては、手外科などの連携医療機関へ紹介しています。
保存治療を続けるべき状態なのか、手術を検討した方がよい状態なのかも含め、患者さんの症状や生活への影響を確認しながら治療方針を考えます。
朝、指が伸びない・カクンと引っかかる場合は整形外科へ
ばね指は、指を曲げる腱と腱鞘の間で炎症や通過障害が起こることによって、痛みや引っかかりが生じる病気です。
初めから強い引っかかりがあるとは限らず、
「朝だけ指がこわばる」
「指の付け根を押すと痛い」
「少し引っかかる感じがする」
という症状から始まることもあります。
西宮市のいくま整形外科では、ばね指に対して症状の程度を確認し、注射治療と超音波治療を組み合わせた保存治療を行っています。
また、保存治療では十分な改善が難しく、手術が必要と判断した場合には、適切な連携医療機関へ紹介しています。
朝に指が伸びにくい、指を曲げ伸ばしすると引っかかる、手のひら側の指の付け根が痛いといった症状がある方は、悪化する前に整形外科で一度原因を確認することをおすすめします。
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いくま整形外科
住所 : 兵庫県西宮市上田西町3-43
サンロイヤル武庫川サンク 1階
電話番号 :
0798-40-1350
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